人生は長い、楽しくいこう! ...

カテゴリー:暮らし


賢く不用品を処分する方法

みなさん、こんにちは。

今回は、私の実際の体験談をもとに、少しでもお金を節約して賢く生きるためのプチ情報をご紹介したいと思います。

 

まず、〝断捨離(だんしゃり)〟という言葉はご存知ですか。もともとはヨガの行法である断行(だんぎょう)、捨行(しゃぎょう)、離行(りぎょう)に対応していて、それぞれの文字には次のような意味があるとされています。

   ・断:新たに手に入りそうな不要なものを断る

   ・捨:家にずっとある不要なものを捨てる

   ・離:物への執着から離れる

すなわち、「断捨離」とは、不要な物を「断ち」「捨て」減らすことにより、物への執着から「離れる」ことで、身軽で快適な生活を手にいれようとする思想のことのようです。

 

Image by Toa Heftiba heftiba / CC0

 

おうち時間が増えた今、自分自身の考えをまとめたり、身の回りの物を整理したりすることに時間を使えるようになったという人も多いのではないでしょうか。

 

何を隠そう、私もそのうちの一人でして。〝おうちを少しでもスッキリさせて、毎日を気持ちよく過ごしたい〟と考えました。そこで何を思ったのか、家の中の家具のほとんどを占めていると言っても過言ではない、寝室にある大物…ベッドを処分することを思い立ちました。が、そこからが大変な道のりだったんです。

ベッドの処分方法として、考えられることは(初めの段階では)以下の6つでした。

  ① 新しく買い換えた際に引き取ってもらう

  ② 小さく切断などして通常の家庭ゴミとして収集に出す

  ③ 粗大ゴミとして自治体で処理

  ④ フリーマーケット、もしくはネットオークションに出す

  ⑤ リサイクルショップや不用品の出張買取りサービスを利用する

  ⑥ 廃品回収業者に依頼する

 

しかし、新しく購入するつもりはなかったので①は不可、特別な機材を用意することも困難だったため②は不可、さらにベッドは家の2階部分にあり、私たち夫婦だけでは外に運び出すのが困難だったため、③と④も不可、…ということで、とうとう残るは⑤、⑥となりました。

 

同じ処分だったら、お金がもらえるか手出し0円の方が当然良いので⑤から順に調べてみました。

ところが、ベッドのマットレスというのは、衛生上の理由で買い手があまり付かないとのことで、ブランドのものでもほとんど買取はしていないということがわかりました。ついでに、お客様用に使用していたエアーマットレスも買い取ってもらえるか確認したところ、同じ理由で買取は難しいとのことでした。(というよりも、そもそもマットレスとベッドフレームが〝ブランド物のセット品〟とか〝完全に新品〟でない限り買値がつかないのでハナから買う気がなさそうでした。結局そんなものなのか、と世の中の裏側を知った気分…。初めての一人暮らしをするしがない新社会人がわざわざ高価なブランドベッドなんか買うかー!笑)

そうした経緯があり、泣く泣く①〜⑤を諦めることに。

 

残るは、⑥の「廃品回収業者に依頼する」です。本当にたくさんの業者を調べて、シングルベッド(マットレスと本体)各2セットの回収にかかるおおよそ費用は、地域にもよるでしょうが1万円〜6万円が相場という感じでした。

 

普段なら、考えることを諦めて、妥協するところですが、さすがに金額が大きいので、もう一度③に戻って、友人や家族に協力を仰いで「粗大ゴミとして自治体で処理」してもらうことも考えました。その場合のかかる費用はシングルベッド2つでおおよそ5000円、それと協力してくれたお礼を合わせても1万円しないくらいの計算です。

ただ、忙しい友人や家族に迷惑をかけてしまうのは忍びないし…果たして、どうしたらいいのだろうかと悩んでいた時、一筋の光が見えました。それは… 寄付するという概念です。ここにきて、新たな選択肢が初めて浮上です。

  ⑦ NPOや行政に寄付する

行政やNPOならば、何かしらの働きかけをやっているはずと思い、調べてみました。なかなか探すのは苦労しましたが、私たちの住む東京港区では、行政が〝良質な(シミや汚れのない)木製家具を無料で回収して、リサイクルに回す〟というサービスをしているということを見つけました。

即座に見積もりをしてもらい、1台はシミがあるという理由で断られてしまいましたが、もう1台は無事に引き取られていきました。後日、たまたまその行政サービスがテレビのニュースで紹介されていて、まさかのうちのベッドがテレビデビューを果たすという衝撃の結末に終わりました。笑

郊外では、無料回収を行うNPOなども見つけました。なので皆さんがお住まいの近くでも、ぜひ諦めずに探してみてください。

なるべくお金をかけずに大型家具を処分できますように。私たちも日々奮闘していきます!


Long Life Journeyでは、今後もためになる情報発信を続けていきます。よろしければ定期的にチェックしてみてください。